環境ホルモンとは、体外の空気や水、食物に含まれて
体内に取り込まれると、体内にあるホルモンと同じように
行動したり、ホルモンの動きを阻止する化学物質のこと。
環境ホルモンが体内に入ると、本来のホルモンの働きが
乱されて、身体の基本的な調節機能や生殖機能に悪
影響を及ぼすと考えられています。
環境ホルモンは、農薬やプラスチックなどからの溶出に
よって、体内の取り込まれる恐れがあると言われています。
微量でも身体に影響を与える可能性があリ、胎児や乳幼児
などは、微量の摂取量でも大きな影響を受けると考えられ
ます。たとえば、胎児の性別が決まる時期や生殖器が形づく
られる時期など、この重要な時期に環境ホルモンの影響を
受けてしまう、生殖器の異常やがんを引き起こすのでは
ないかという仮設もあるほどです。
|