【布団の干し方】
布団を干す時間帯は陽射しの強い午前10時〜
午後2時頃が最適です。ただし、晴天であっても
前日に雨が降ったときは湿度が高くなっているので
布団干しは避けてください。湿気を吸い込むと、布団が
しけっぽくなることがあります。
綿布団は日光に当てて干しますが、羽毛や羊毛などの
動物性のものは、直射日光に当てると素材が傷みやすく
なります。動物性の素材は風通しの良い日陰に干したり
直射日光が当たる場所ではシーツや大きな布を掛けて
カバーしてください。

干した布団をパンパン叩くとほこりが出てきれいになった
気がします。でもこれは大きな間違い。布団を叩くと、
表の生地が傷む上、中綿の繊維がちぎれてホコリの
原因となるのです。叩かずにブラシで表面のホコリを
軽く払うようにしてください。

押入は日頃から襖の両端を5cmほど開けておき、風を
通しましょう。梅雨期は押入を開けて扇風機で風を
送り込み、換気します。通気の悪い場所にある場合は、
すのこを敷いて対応を。押入にシートを敷く場合は、
湿気を吸収する紙製や市販の防カビ効果タイプを。