○諸経費
運搬費、現場の諸経費など。その他インテリア、門、塀、物置、車庫などの
外構工事費も。
○設備工事費
電気(照明器具以外の)、給水、排水、ガス、衛星器具の工事費。
○雑工事費
造作の家具、戸棚、流し台、その他こまごました工事費。
○左官工事費
内壁のしっくい塗り、繊維壁など、外壁のモルタル吹きつけなどの工事費。
○採光面積
採光上有効な窓などの面積。たとえば、居室の床面積に対し、住宅は
1/7以上。学校、病院、診療所、寄宿舎、下宿は1/5〜1/10(政令で
定める割合以上)。その他の建物は1/10
○座屈
材の長さが断面に比べて比較的長いときは、圧縮力を受けると、その
圧縮応力が圧縮極限強さに達する前に材は屈折する。このような現象をいう。
○さしがね(指がね)
曲尺(かねじゃく)ともいい、鋼製の直角に曲げられた物差しをいう。
○JIS(ジス)
Japanese Industrial Standard(日本工業規格)の頭文字をとったもの。
鉱工業の生産・流通・消費の便を図るため、全国的に統一して制定した
製品規格のことである。
○軸組
建物の土台と屋根との間の骨組部分。たとえば木造においては、土台、
柱、胴差、間柱、貫、筋かい、軒げた、敷げた、足固などからなっている。
○下ば(下端)
構材の下の面をいう。
○しっくい(漆喰)
石灰または貝灰、砂、すさ、布のりまたはつのまたの液を混和したもので
可塑性が大きく、使用後表面は空気に接して炭酸石灰になり、かたい皮膜を
作る。すさは麻または紙ずさを用いる
○尺
長さの単位。一尺はメートル法換算約303mm。
○集成材
板や小角材などの繊維方向を同じにして、接着剤で一本の木材にしたもの。
○心持ち材
木材の中心部から木取りした材をいう。心持ち材の柱は狂いやすく、
また乾燥収縮のために面に割れができる欠点がある。
○筋かい(筋違)
長方形に組まれた軸組の対角線に入れる部材。水平力に抵抗する重要な
部材であるから、なるべく簡単な形で、かつ、つりあいよく対称形に配置し、
接合部は十分丈夫にすることが大切である。
○すのこ(すの子)
板または竹などの間を透かして打ちつけたもので、縁側の床や流しなどに
つかう。これに使った板をすのこ板と呼ぶ。[術]    劇場の舞台上部すのこ
板張りの部分(ぶどう棚)を指すこともある。
○スパン
張間のこと。小屋などの支点間の距離。