気分が悪くなることがある。
床暖の部屋は、入ったときは快適です。しかし、1〜2時間その場にいると、のぼせるような
気分になるようです。温められることにより、血液循環が良くなり血圧が上がる。したがって
心臓の動悸が早くなるそうです。また疲れやすいという人もいるようです。
床暖の温度での問題
ぽかぽかと気持ち良いのが床暖房です。しかし、いくら低温でも使い捨てカイロのように
長時間当てておくと、肌の弱い方は低温火傷するようです。赤ちゃんや、小さなお子さん、
ご老人と同居の方は注意する必要があります。
また床暖用のフローリングなどで対応しないと、温度で床板が曲がったり反ったりひび割れたりします。
当然グレードの高い専用の材料になるので割高になります。また無垢材や普通のタイプのフローリングは
使えません。
専用の熱に強いフローリングも当然強力な接着剤で作られていますから、温度が上がっている間中、
接着剤の中にある化学物質の揮発性成分(シックハウス原因)が部屋中に大量に蔓延することになります。
はたして、本当に健康住宅なのかは疑問。暖房により、風を起こさないのでホコリや空気汚染については
非常にメリットがあります。しかし、湿度対策をしないで畳のような場所で使用すると、ダニ・カビの発生環境
にはぴったりの温度のようです。せっかくホコリや空気汚染がないのに、カビ・ダニが出てはアトピーや喘息の
対策にはならないでしょう。